皆さんは外資系企業の一般的な定義をご存じですか?
経済産業省は、企業の株式の外国投資家の所有割合が、
3分の1を超える企業を外資系企業として調査しています。
そうなりますので、シャープも外資系企業になります。しかし、私もそうですが、外資系企業のイメージは株式でなく、次のような項目がイメージに近いのではないでしょうか?!
- 成果主義
- 年功序列で無い
- 中途採用が中心
- 働く方はキャリアアップを狙う
- 転職が多い
- 給料が高い
- 社内は英語
- リストラが多い
このようなイメージがあるかなと思います。実際、私も2社を経験して思ったことは、
外資系にも幅がある!
と思いました。このようなイメージまんまのところもあれば、このような事は限りなく少ないところもあります。
ですので、
どのような要素があると、イメージに近い外資らしい外資になるかをご紹介します。
目次
①企業規模

企業規模が多く、日本に長い会社の多くは、
日系企業のイメージに近い!
です。理由は、やはり長く規模が大きい、ロレアル、ネスレ、IBM、LINEなどは、私の知っている方も日系に近いとおっしゃっていました。
規模が大きくなって、日本の風土に合わせている為、
- 新卒採用がある
- 社内研修がある
- 日本語がメイン
などなど、日系企業のような制度が多いです。もちろん、業務によったり、管理職では英語は必須ですが、そのような研修などが完備されたり、必要のない部門もあると聞いています。実際に英語が話せない方でも働いている方にお会いすることが多い外資系企業は、歴史が古く、規模が大きい会社に多いようです。
逆に企業規模が小さく日本に進出してきて歴史が浅い会社は、
完全にイメージに近い外資系!
このような場合は、オフィス内も日本人より外国の方が多い場合もほとんどですし、もちろん、中途採用がほとんどです。また、戦略なども日本独自のがないため、ほとんど本国に依存するので、やり取りも必然的に英語になりますし、考え方もその本国の国の影響が大きいです。
THE 外資!です。
②業界
どの業界の会社なのかによってもかなり左右されます。
世界共通化されている業界は、外資化が進みますし、日本の規制が大きい業界は日系ぽくなっていきます。
たとえば、IT業界はアプリケーションやシステムをグローバルで使用するため、
外資化が高いです!
逆に、製薬業界など、日本の法律が厳しいところは相手が日本人や日本のルールがある為、比較的日本化しやすいです。
業界も車などは職種によって差が出たりします。
日本の車の営業は相手が日本人の販売店や日本人がメインですので、外資系企業でも比較的日系の働き方になります。反対に、システム関連や工場、開発関連は、
グローバルメリット!を活かすために外資系独特の考え方になるところが多いようです。
ですので、こちらが職種のまとめです。
営業さんなど相手が日本の会社や日本のルールの直接部門は外資系でも日系に近い働き方が多いですし、あまり英語も管理者で無ければ必要とされないことが多いようです。
間接部門、人事、ファイナンスやITシステム、製造、研究開発は、本国が一括で管理することでコストを削減できますので、横の職種に関しては外資系独特のやり方が多いです。また、英語も必要になることが多いようです。
③本国

ヘッドクォーター、つまり本社がどこの国なのかもかなり影響してきます。
私の知り合いが言うには、
- アメリカ系は外資イメージ通り
- ヨーロッパ系は割と日本のやり方を尊重する
これは、よく話されている一般論です。もちろん例外もありますが、周りを見てもこの傾向は確かにあるなと感じます。
私はアメリカ系の会社で働いているので、グローバル方針はかなり強いなと感じます。日本独自でやった方が成果が出そうだなと思う時もありますが、なかなか認められない場合が多いです。
私の知り合いのヨーロッパ系の会社は、日本独自でやった方が成果が出るのであれば、ちゃんとした根拠があれば受け入れているそうです。これも本国のお国柄が出るかもしれません。ただ、ヨーロッパも広いですし、アメリカも広くて地域差はありますから、あくまで一般的にはこう解釈されていることが多いです。
④仕事
よく言われることですが、外資系企業には、
ジョブディスクリプション
があります。これは、「職務記述書」であなたの職務はこの範囲ですよという一定の決めごとです。なぜこのようなものが外資系にあるかと言いますと、
外資系は組織と役割を決めてから仕事をするのに対し、日系企業は仕事をしながら組織と役割を作っていく事が多いからです。
規模が大きくなり、外資系でも日系化している企業はこのように細分化しても評価制度を上手く回すことが可能ですが、
時代のスピードが上がり、グローバルに仕事を多くするようになった今では、このジョブディスクリプションを決めた後でも違うことをやる事もあります。
なぜかと言いますと、やはり新しい仕事のニーズなどがあって他社とのスピード勝負になったりしますと、急に「お願いするね!」と言われることは少なからずあります。
特に日系にいたころは、このような事が多かったのであまり不思議に感じませんでしたが、外資系に転職して、これを非常に嫌がる人がいます。
変化に対応しないと難しい時代なので、しょうがないのですが、「ジョブディスクリプションに書いてませんから」と言ってやらない方を何人も見てきました。
しかし、この方たちを見て感じた私の感想ですが、一見するとまっとうなように聞こえるのですが、やはり普段のお仕事でも、あまりできない方が多いなという印象の方が多いです。自分もそこまで出ないのであまり、言えませんが、外資系でも日本にある為、次のような方は活躍されていることが多いです。
- 環境変化の対応に強い方
- 英語はカタコトでも実行力がある方
これらは、日系とか外資問わずの話だと思いますが、このような方は頼りがいがあってすごいなーといつも感心します。
なかなか、環境対応や実行力はやろうと思ってもできることではないです。また、外資系だから、変化しても自分の領域以外やらないという方は、結構、降格される方が多いように思います。やはりこのような事は、外資系も日系も変わらないのかなと感じています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。私も初めて外資系に入る前には、一般的な外資系のイメージが強かったです。しかし、入社してみて、また、周りの知人の話を聞くと、外資系でもかなり違いがあるなと感じました。
もし、外資系のバリバリイメージ通りのとこで働きたいや、外資系にはいきたいけど日系ぽいところが合うなどありましたら、参考にしてみてください。
あとは、やはりそこで働く人の生の声や口コミも参考になるかと思います。ただ、日系ぽいと言えども英語は非常に重要なのが外資系の特徴だと思います。
特に管理職になられる方は、必須ですので、外資系に入社される前に学ばれると入社後がかなり心理的負担が減るかと思います。

