私は外資系に初めて入社したのは34歳のときでした。周りの人と比べると初めての外資系転職は遅いほうでしたが、今では5年目になります。
この5年間で2社を経験しました。その2社でいろんな方が入社されたり辞められるのを見てきて、不思議に思うことがありました。
外資系で働いている人は増加しているのかもしれない?
理由は、小学校から英語教育が始まったり、ニュースでも英語のニュースが溢れてくるようになったからです。
外資系企業もGoogleやFACEBOOKなど多くの企業が進出している為、外資系で入社される方が増えており、転職の競争が激しくなっているのじゃないかと疑問に思いました。
しかし、結果は、
外資系に入社する人は増えていない!
また、未経験の人が外資系に転職すると恩恵を受けれることも多いので、外資系の最近の動向と今後、外資企業が日本をどう見ているかを体験談も踏まえてご紹介します。
目次
外資系の働く人は増えている?

①従業員数の動向
最近はオンライン英語サービスや学校の英語が必修化など英語の勉強に関するニュースを見る事が多くなりました。
少し前までは、英語が話すことができる方は、日系企業でも重宝され、外資系で日本に進出する企業からヘッドハンティングが途絶えなかったと聞いています。
もちろん、
専門スキル×英語
ですので、専門スキルが大事ですが、専門スキルがあって英語もできる人となるとかなり人材として価値があるので、引く手あまたになります。
となると、英語教育が昔より発展してきて、また、色んな英会話のサービスが安い費用でできる現在は、日系企業だけでなく、外資系にも多くの方が転職をされているのじゃないかと疑問に思いました。
外資系に転職者が増えれば、英語ができる事はあまり価値にならないので、専門スキルが同じでしたら、日系も外資系も同じ職種でしたら同じような収入に、なっていくのでは?と思い調べてみました。
結果として、
増えてない!
政府の外資系企業調査52回によれば、

少し古いですが、2012年は常時従業委員数で、
約53万人
2017年は、
約50万人!
少子化問題を差し引いても、ほぼ横ばいになっています。
②私の体験談
私も実は外資系で働く方は、肌感覚であまり増えていないんではないかと思っていました。それは、
転職者の前職が外資系が多い!
5年間、2社で働いていて、日系企業から未経験出来ましたという方は、あまり出会いませんでした。
ただ、未経験で初めて外資系に入社する方はこちらの年代では多かったです。
20代~30代!
40代以上の外資系に転職してくる方で日系出身者はあまり出会いませんでした。たまに、日系の大手から来られる方も、海外事業部にいたバリバリの方になります。
ですので、私の体感でも英語やグローバルと叫ばれている世の中にしては、あまりいないなと感じていました。
外資系の採用実情

①外資系企業の日本進出にポジティブ?
外資系企業は本国がアメリカだったり、ヨーロッパ、中国だったりします。あくまで日本は支社で企業規模を大きくするために進出してきます。
そのような進出の仕方ですから、経済が不景気だったりすると進出にネガティブになるのが一般的でしょう。
こちらは、政府の外資系企業動向調査です。

このグラフを見ていただくと分かると思いますが、2018年に雇用を増員する企業は、
40%!
もいました。2018年ですので最近になります。現状維持も58%で、減員するは、
約2%
とほとんど減員をしないということになります。
従業員の数を減らさないということは基本的には、撤退をしないことになりますし、上向けの売上でないと増員もしないでしょう。つまり、
外資系企業は日本市場はまだ見放していない。
と言い過ぎかもしれませんが、他の国も経済に苦しんでいる中で、日本もまだ、そこまで悲観的ではなさそうです。
②外資系企業から見た日本の魅力
こちらが各企業が日本に対しての見方を示したグラフです。

日本進出の魅力は、
- 所得水準が高い
- 顧客のボリュームが大きい
- 新製品の検証
- インフラが充実してる
少子化が叫ばれている日本ですが、まだ、海外の企業からは顧客のボリュームが多い国との認識にあります。
これは、私の経験上も同じで、中国が物凄く伸びていて、アジアでは最大になっています。日本は昔までならアジア市場1位でしたが、最近は2位になることが多いです。
それでも、2位ですので、まだまだ小さくはない市場と言われています。
このように見ていくと、外資系企業は日本に対してポジティブまでは行かないですが、進出に対してはいまでも、
意欲的!
と言えそうです。
しかし、それにも関わらず、外資系の中で働いている日本人は増えていないですし、体験談として、外資系の未経験から転職されるの人が少ないです。
私も34歳と遅くに転職しました。特に英語もカタコトでしたが、同じ業務で日系と比較して収入が1.5倍くらい違いました。
また、経験したことがなかったので一度実感として体感したかったですし、もし、肌に合わなければ長い人生なのでもう一度考えようと思いトライして入社しました。
そこから5年が経ちましたが、当時と同じように、やはり外資系未経験者が転職することは少ないです。
私は日系と外資で両方で働いて、どちらも良い面、悪い面も知っています。2つの大きなカルチャーの違う中で働いた経験は今後に活きますし、海外の人と共に働いたことで、海外で働いても英語圏なら最低限、何とかなるという気持ちになれました。
外資系企業はなぜ従業員が増えてないか?
を見ていきます。
外資系企業は求人に困っている?

外資系企業が本当は人員が増えない理由は違うとところにあるようです。
先程のところでも書きましたが、求人を増員することに意欲的な会社は非常に多かったです。
それなのになぜ、増員できないのか?
こちらのグラフを見てください。

こちらは外資系企業が日本進出するときの阻害要因の一覧グラフです。
- ビジネスコストが高い
- 人材確保ができない
- 日本市場の特殊性
大きく分けてこの3つになりますが、中でも注目したいのが、
人材確保ができない!
になります。ということは、外資系企業は、
人材を確保したい!
と思っているのです。そのために競争力をもつために、日系企業より良い収入などでオファーをしています。
では、なぜできないのでしょうか?こちらをご覧ください。

日本人の人材確保が難しい理由を表したグラフです。
- 英語が課題
- コストが課題
- 求人の流動性がない
大きくはこのような理由ですが、1番の理由が、
英語が課題!
となっています。もちろん、昔よりできる人が増えているけど人口が減っているなど、色んな捉え方ができます。そのような話でなくて、転職しようと考えている方には、個人的には、
英語ができれば未経験者にもチャンス!
だと思っています。できない人が多いとなると、英語が完璧でなくてもある程度のところまで譲歩してくれる可能性があります。
また、英語が出来る方は問題ないですが、専門スキルと少し英語力があれば外資系の転職は大きな問題でないです。ここ5年も英語!英語!と叫ばれている割にはあまり変わっていないなと、肌感覚でも思います。
外資系転職を初めての方に進める理由
このように、外資系企業は日本に対してまだ、
市場価値はあり!
とみなしてます。しかし、日本のコストの高さと、
求人が難しい!
と悩みを抱えています。それでも、外資企業は、
増員したい!
と思っています。となると、もし、未経験でも少しの英語と専門スキルがあれば、
欲しい!
と思われるでしょう。また、人材確保が難しいので、他の会社に負けないように、
年収を上げる!
ことが実際に起きています。ですので、未経験でも外資系企業に転職するとこのようなお得な事があります。
- 同じ職種なら年収が上がる
- 海外の方と働くことで視野が広がる
- 英語はカタコトでも実践で学べる
- 長期的に日系企業と外資系企業どちらでも働ける
- 海外赴任する前の良い経験になる
- 専門知識も海外チームと共有して最先端を学べる
- 海外で働く抵抗が減ることで、人生の働き方が変わる
私自身の体験ではこのように感じました。
だだ、私も入社前よりは英語はわかりますが、まだまだ、カタコトですし、日々勉強しています。ただ、このように実際に入社して英語ができると本当に世界は広がるなと実感したので、モチベーションを保てています。
特に管理職より上の方になると、英語はほぼ必須要件ですので、私と同じようなカタコトの方は、20代~30代のうちに一度経験をされることをおすすめします。
初めて外資系転職したいけど英語は不安だと思う方は、コチラの記事をお読みください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そんなの知っているという方もいたでしょう。私は調べていて初めて知りました。5年前に外資系に初めて転職した時と、同じ状況でほぼ変わらないとは思ってもみませんでした。
やはり、外資系は英語のイメージがあると思います。しかし、私も入社の時はTOEIC700点台でしたので、英語は本当に苦手でした。いまでも、カタコトですので、毎日が勉強です。ただ、恥ずかしがったり、失敗を恐れる事は少なくなったので、このまま継続していこうと思います。
英語で躊躇している方は、部門や職位にもよりますますが、そこまで英語を使用しない部署も多いですので、新しい視点を得るために経験を積まれるのも良いのではないでしょうか。
英語がペラペラな方は、専門知識があれば鬼に金棒ですので、うらやましいです!笑
もし、5年前の私のように英語が苦手だけど、外資系に行ってみたいという方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

