実際に働いてみると様々なバックグラウンドの方がいるのが外資系です。私も20代は日系の企業にいたのですが、もっと多様性に富んでいるな!と入社して思いました。
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外資系の出身大学ランキング
外資系を専門とする人材会社が下記のような出身大学ランキングを出したりしています。こう見ると本当に高学歴の方が多いです。※引用元:外資系エージェントマイケルページ 2018
- 早稲田大学 23%
- 慶応大学 20%
- 東京大学 11%
- 日本大学 8%
- 明治大学 8%
- 中央大学 7%
- 法政大学 7%
- 同志社大学 4%
- 立命館大学 3%
- 関西大学 3%
東大早慶で54%!
もちろん、外資コンサルファームや投資銀行などが含まれているので、全体として非常に高学歴になっています。
私は、地方の国公立大学に28歳で社会人大学生をしまして、32歳で新卒になりました。それでも34歳の時に外資系メーカーに入社することが運よくできました。
実際に私は2社、外資系メーカーにいた体験談からどんな大学が多かったかを見ていきます。
外資系メーカーの学歴
私の経験則になりますが、このような大学の方が多かったです。
- 早慶
- 海外有名大学(オックスフォード等)
- 国公立大学
- March
- 海外州立大学
- 日東駒専
- 関関同立
こうやって書いてみると、やはり皆さん高学歴だなと実際に思います。
外資系企業はそもそも大学を出ていないと受けれないことが多いため、特にこの傾向が強いかもしれません。
ただ、私のように32歳で大学を卒業して入社ができています。
なぜでしょう?
実は、新卒を採用する場合は学歴のハードルは相当高いです。
しかも英語の能力も問われますので、本当に厳しいハードルになります。
私は、この記事に書いているように英語に関しては、純ドメですし、カタコトです。
【留学経験なし】英会話を習得するには外資系企業に入社が近道!【体験談】ネイティブキャンプは外資系の英語会議に大活躍!それでも、中途採用をする時に学歴はあまり重視されませんでした。
理由は簡単です。
外資系は即戦力が欲しいからです!
面接にも立ち会いましたが、日系と違って、専門分野が詳しい方で、かつ、入社後にバリバリ働ける方を求人します。
ですので、育てる感覚はほとんどないので、即戦力なら中途は、
高学歴である必要ありません!
私はたまたま、専門分野の知識があったので学歴はあまり見られず、経験をかなり重視されました。結果として入社できました。
初めから新卒で入社される方は高学歴で英語もできる方は多いですが、実際に働いていると、コンサルや投資銀行系以外は、あまりバリバリの高学歴の人は少ないです。どちらかというと、
ノリノリの帰国子女!
の方が多いです。学歴より、異文化に抵抗がなく、高校まで外国やインターナショナルスクールにいた方が多いです。
では、そんな方たちに囲まれて困ったことは、
あまりないです!※英語位です。
理由は、専門知識の分野では自分の方が詳しいことが多く、仕事面では大きく困ることが少なかったです。
唯一は、同僚が外国人や英語がペラペラな方が多いので、本社との会議で上手く会話ができないことが辛いです。これは今後乗り越えていくためにも勉強を日々しています。
学歴に負けないためにも
学歴は確かに信頼の証明でもありますので、面接で多少は心理的に作用するでしょう。
しかし、特に転職組の方たちで大事なのはこちらです。
- 専門分野の知識
- 専門分野の経験
- コミュニケーション能力
- 出来れば英語ができるとスムーズ
どの部門でも英語は必要になりますが、もちろん、ペラペラに越したことはありません。
ただ、カタコトでもレアな専門知識と実際の経験をしっかり積んでいれば、面接で受かる可能性はグッと上がりますし、実際にこちらの方が重要です。
では、レア力を上げるにはどうしたらよいかと言いますと、
掛け算!
これは、リクルートフェローの藤原さんやホリエモン、スタディサプリ研究所の小宮山さんも一貫して唱えています。
これに関しては、外資系も日系も関係ないかもしれません。
このような項目を意識するとレア力が一気に伸びます!
- 留学する
- 好きを突き詰める
- 本を読みまくる
- 学ぶ
- モノより体験
- メモを取る
- 好きを掛け合わせる
私の例で行きますと、
28歳大学生でかつ、絵本作家で、デジタルおたくです。
28歳大学生は一見するとマイナスに見えますが、意外と受けが良いのです。理由は苦労している人はストレスに耐えられるからと聞きました。実際に苦労したのは間違いないですが、ストレスに強く見えているとは思いませんでした。
また、絵本作家もやっており、好きが高じて、全国出版を2回しましたが、それで食べていけるほど甘い世界ではないので、自分的には全然ダメです。ただ、行動力があるんだな、と言ってくれたのが嬉しかったです。
最後に、誰でもオタクなことはあるかもしれません。私は割とデジタルのことが好きでついつい調べてしまいます。これが、ものすごい能力かと言いますと、違います。
どちらかというと、平均より上くらいになります。しかし、こうやって掛け合わせると、あまりいないみたいで、少しレアになります。
このような経験は皆さんあると思いますので、その分野を徹底的に極めると、学歴があまり関係なくなり、外資系の面接も通る可能性が高いです。
英語だけは、私はいまでもカタコトなので、日々勉強していますので、英語ができる方は、よりチャンスが増えると思います。
レア力を高める本
やはり、レアな力を高めることで、自由度は格段に増すと思います。
ただ、どういう風になればレアになれるかがわかりませんでした。その時に出会った本としてこの2つの本のどちらかを読めば十分理解できると思いますし、行動の指針になりますので、ご紹介します。
① レア力で生きる
こちらは、スタディサプリ教育AI研究所の小宮山さんが書いた本です。この本は、実際にレアになるためにはどうしたらよいかをまとめてくれている実践型の本になります。
② 必ず食える1%の人になる方法
こちらも良書です。リクルートフェローの藤原さんが書いている本です。レア力の具体的なことより、そもそもレア力とはなにか?どのような影響や効果があるのか?などをわかりやすく説明されています。
この2冊をどちらも読めばもちろん十分ですし、行動したい方や、レア力とは?の考え方を知りたい方は、どちらか一方で良いと思います。
このような事を実践することで、学歴にとらわれず、外資系企業に入社することができるはずです。
③ 28才で大学入学32才で内定6社 こすげまさゆき著
こちらは私が書いた本になります。実際に大学に28歳で入学し、世代間留学をしました。その時に時代の早さを感じたり、実際に新たな環境に飛び込むことで人は変われるんだというメッセージを3万字で書いてます。キンドル限定なので、Unlimitedに入られている方は無料です。
外資系企業でも全員が英語を話せるわけではありません。もちろん、英語を話せた方が有利なことも多いのは事実です。しかし、レア力が高いので、英語力が低くても重宝されている人を何人も見てきました。実際にその方は収入も高いです。もしこの方が英語を喋れたら、超レア力があるのになとも思っています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?外資系の方は高学歴が多いのは、一方では事実です。しかし、高学歴で無いと入社できないのは大きな間違いです。
高学歴でなくても、専門知識や専門経験などレア力が高い方は、必ず重宝されるでしょう。
実際にそういう方をたくさん見てきました。もし今後。外資系入社を考えているかたは、まずレア力を持つことをおすすめします、その後に英語力もあれば、パーフェクトですね!